

紙製パッケージの企画製作については、たくさんのクライアントやクリエーターよりご要望やご提案をいただきます。弊社のディレクターやデザイナーなどは、その中からお客様がお使いいただいて喜ばれるパッケージ、販売促進の手助けとなるようなパッケージを選りすぐって企画立案しております。
お客様の製品を召し上がる方々のニーズ
お客様の製品を手に取っていただくための他社との差別化
お客様の製品がよりスピーディに生産されるように配慮した使いやすさ
そして現代を象徴する流行や話題性などを加えたのが、織部のパッケージ製作です。
織部には、他社にはない長年のノウハウの蓄積があります。

紙製弁当容器の紙や材料を選別します。内容物の種類を考えて厚紙と薄紙のどちらかを用いるのが一般的ですが、弊社では厚紙(板紙)に薄紙を貼って合紙とし、高級感ある用紙として容器の上品さを追求する場合もあります。
弊社の友禅重箱・友禅祝箱は上記の例にならい、友禅和紙(薄紙)を板紙(チップボード)に貼ったものです。
紙の強度や紙の目(紙を抄造する際の流れ)、紙の特性をすべて知り尽くしているからこそ、内容物に合った使いやすい容器が作れるのです。
紙の起源は、紀元前2500年頃のエジプトで使われていた「パピルス(草を裂いて重ねてシート状にしたもの)」であるとされています。なお、このパピルスは英語で紙を表す「paper」の語源でもあり、当時文字の伝達に使われていた石やヤシの葉、羊皮などの中でもっとも紙に似ています。
そして現在使われている紙は紀元前2世紀頃、中国後漢の時代に蔡倫(さいりん・宮中御用品製造所長官)によって発明された「蔡侯紙」といわれています。この紙は麻などの材料を石臼で砕き、水に溶かし網で抄き上げる製法が用いられたと考えられています。
この方法が610年に高句麗を経て日本へ渡り、和紙になりました。日本では写経に使うために改良が重ねられ、完成度の高い紙へとなっていきます。そして西欧で発達した洋紙は明治時代に日本に入ってきました。木材繊維であるパルプの利用によって、機械により大量生産できる洋紙が急速に広まりまったのです。

紙の原料であるパルプは、製造時に生成などの紙本来が持つ自然の色をしています。この上に印刷を施して色を乗せて表面に個性をもたらし、情報を掲載し、他の紙との差別化を図ります。
紀元前数千年前、古代バビロニアやメソポタミアではすでに一種の印刷技法があったといわれています。そして7~8世紀の頃中国の唐で木版印刷が行われるようになりました。その後1445年頃、ドイツのグーテンベルグが活版印刷術を発明しヨーロッパに広まっていったのです。

通常、印刷したままの状態では擦れによって傷や色落ちが出てきます。これらを防ぐため、また見た目を美しくするために紙表面にコーティング処理を施したりフィルムを貼ったりといった加工処理を行います。
それぞれ必要に応じて耐磨性・耐光性・耐久性・耐水性・耐油性などの機能を紙に付加できます。また、艶や光沢を出すビニール引やプレスコート、凹凸を出すエンボスや浮き出し加工、金・銀の文字や絵付けの箔押しなど、その製品の価値をさらに高めるような美しくグレード感のあるパッケージを作ります。
STEP4までは、一枚の四辺形の紙に1つのパッケージとなる原寸の図柄が印刷された状態です(通常は1枚の紙に1~2個から4~12個)。その紙と同じ程度の金属性の刃がついた木型でプレスすることによって、印刷された数だけの紙片(ブランクス)に打ち抜きます。
オートン自動打ち抜き機、ビクトリア(トムソン)手差し抜き機

製函工程は製函機を使用して紙のクセを折り、接着剤による貼り合わせ及び折りたたみ加工のための工程です。打ち抜いたブランクスの糊づけや組立方によって、それぞれ異なる機械に通して組立やすい箱を作ります。

できあがったパッケージを数十枚にまとめて結束(茶紙で包装やビニール袋に入れ)し、ダンボールケースに収納して梱包し、納品します。